山行日 2007年3月10日~11日
メンバー (L)紺野、荻原、安齋、別所、天城、小幡、山崎
いつもどおり東所沢を出発。0時30分赤城高原売店裏の公園にて、天城さんが持参した大きなダンロップテントで軽く一杯やってから就寝。翌朝、天城さんの車がノーマルタイヤなので、トンネル手前でチェーンを着けないとだめかな?などと思いながらも、まったくその心配ははずれて、土樽駅までアイスバーンなど全く無かった。駅前もまったく雪は無く、例年ならば考えられない。こんなことで雪洞など掘れるのだろうかと心配になる。新道入り口の駐車場まで車で行ってみようということになり、出発するもすぐにアイスバーンがでてきたので、車を道横の空き地に停めて出発。駐車場は、白い雪原になっていた。入り口から雪の斜面を、尾根に出るべく適当にとりつくも、膝くらいのラッセルになったのですぐにワカンをつける。樹林のなかを、赤布に導かれるように登高する。2時間ほど行くと、少しやせた尾根道となる。雪をかぶった木の根っこが出たラッセルは、少し歩きにくい。そんなこんなで、矢場ノ頭に到着。
そこから茂倉岳側へ、少し下った鞍部に向かう。テントを張ることにしようと少し休憩していると、別所さんが、吹き溜まりの雪面に、ここ掘れるのでは?と提案。ゾンデで測ってみるとOKなので二ヶ所から掘り出す。別所さんの持ってきたノコと、山崎さんの持参したスコップは、とても使いやすい。小幡さんが、手際よく大きなブロックをつぎつぎと掘り出す。負けじと山崎さんも黙々と掘り出す。この日のMVPは、この二人で決まりだね。
皆さんの熱意と努力で、大きな雪洞が完成した。外は風がとても強いのに、中はとても静かで快適。酒も食事もおいしくて、山崎さんの持ってきた山のテープを伴奏にして大いに歌を唄いもりあがる。翌朝4時半に起きると、外は、雪が降っている。外に出て様子を見に行くと、上のほうは、吹雪のようだ。上に行けば、登りのトレースはたちまちかき消されてしまうだろう・・・・。あっさり頂上は、あきらめることにした。
ゆっくりと朝食を食べた後、撤収。昨日はあんなに好天だったのに、好天は続かない。やはり冬の谷川は、あまくない。下る途中、赤布を見失って、左だ右だなどといいながらも無事駐車場に到着。それから岩の湯につかり、湯沢駅前の福寿庵でへぎそばを食べて帰京した。
10日 | 駐車場出発(8:40) → 矢場ノ頭(12:40) → 雪洞堀(13:50~17:00) |
11日 | 起床(4:35) → 撤収(7:30) → 駐車場(10:00) |